20歳過ぎのニキビ

皮膚には、表皮ブドウ球菌という善玉の常在菌がいてバリアを作って、悪玉菌が皮膚で増えるのを防いでいます。

腸にも善玉菌と悪玉菌がいますが、善玉菌と人間とは昔からの共生関係にあるといえます。

過剰に殺菌すると善玉菌も死んでしまってバランスを崩してしまいます。

そのなかで、アクネ菌が、二キビの原因菌とされています。

「二キビは青春のシンボル」 といわれますが、二キは”ざ瘡”といい、11〜25歳位に集中して出来る青年期の皮膚の特徴の1つともいえます。

男性では第2次性徴の時期に増えるテストステロンが、皮脂腺に影響を与え、脂質の生合成、分泌を活性化します。

女性については、排卵後の黄体ホルモンの増加が、皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を増加させるため、生理の前に二キビが悪化することがあるといわれています。

Tゾーンなどは、皮脂が多いところなのでニキビが出来やすいのです。

皮脂腺が活性化し、角化市進が重なると皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。

この詰まった状態をコメドといい、ここで肌に常在しているアクネ菌などが増加すると炎症が起こります。

これらの菌が出すリパーゼが、皮脂を構成しているトリグリセライドを分解して遊離脂肪酸に変えてしまいます。

炎症が続くと、毛穴に詰まった皮脂やその分解物が、真皮内にあふれだして膿胸を作り、細菌が真皮内に侵入すると白血球が集まり、その死骸が膿となり、これが溜まって膿腫となります。

ニキビはこの様にして生成されます。

思春期の二キビは、顔全体、額や頬にばらばらとできます。

ハタチ以後の大人の二キビは顎や頬、鼻やロのまわりに、ぽつんと単発的にできる傾向があり、治りが遅いといわれます。

俗に、「二キビはハタチ過ぎたら吹き出物」といいますが、これはハタチ前後でニキビのでき方が異なるので、”吹き出物”として同じ呼び方をしています。

にきび対策

お肌を清潔にする事が基本ですが、二キビが出かかったら自律神経の乱れを生じさせないように早起きして夜ぐっすり眠ることがにきびケアになります。